(2000年4月受講) 卒業のための必須事項は、単位修得&卒論作成ってことで。 ぼちぼち単位が揃い出したら、次なるターゲットは卒論の作成です。 なので、このへんのプロセスもぬかりなく踏んでおきましょう。 文学部は卒論が8単位でございます…。そして実際に卒論を書き出す前には、 卒論指導を三次まで受ける必要があります。法政ってのは極端で、文学部は三次まで 指導があるのに、法学部は全然指導がないんだそうな(『一般』指導は、必須であるらしいが)。 とりあえず、通信なのでこういう機会でもないと、教授たちと直接語り合う 機会もない。よってこういうチャンスは持つ方がいいとは判っているんですけどね。 しかしこの三段階ある指導ってのが結構大変です。(まあ、受け終えてしまったら、今となっては やった方がいいよー絶対!ってなものであったのは判るんですけどね。未体験 ゾーンだと、ひたすら面倒くさい&厄介なものとうつることでしょう) さて、卒論一次指導の基本的おさらい。 一次指導が受けるためには、以下のような条件があります。
以上の条件を満たしていれば、一次指導は受けられます。 一次指導は年に一回の申請のみなので、条件を満たすようになったら即刻受けておくことを オススメします。オススメしますが、注意が必要なことは、注意項目にもあるとおり、 一次指導を受けてからその 卒論指導が有効なのは三年間なので、それを過ぎてしまうと再度 一次指導から受講しなくてはいけなくなります。なので、一度卒論指導を受けたら、 三年以内に書き上げて合格してしまわないと面倒なことになるので、その点は覚えて おいでください。 サイアク、単位が全部揃わなくても、卒論だけは書き上げてしまうってのでもOKです(^^;;) ただし、卒論を提出するには卒論三次指導まで受け終えてなければいけないし、 卒業申請は卒業の4ケ月前までに100単位以上修得済み(または見込み)の人しかできませんので、 単位が全然揃ってない人が卒論だけ完成させてもダメです(^^;;) 卒論の提出ってのは、卒業申請をしないと出来ませんのでね。 そこんとこはご注意ください。あくまでも少々単位が足りてない状態でならば、 卒論先行でも構わないってことで。
さて、卒論一次指導だ〜ってことでまずは用紙の申請をします。 私は、1999年の年末に、一次指導の用紙の請求を出しました。 (一般指導を受けたのが1998年の7月だからなあ…(遠い目)) 「一次指導のお知らせ」ってのが法政通信に載りますので、それを 読んで手続きします。「指導用紙くださーい」ってんで。 そして 請求すると以下のような用紙が配布されます。
1.卒業論文第一次指導について…という説明書きの紙。
きちゃない画像ですがご勘弁を(以降同)雰囲気だけ掴んで下さい
2.卒業論文第一次指導用紙
Aは純粋に現在の自分に関するデータと、修得済みの単位数を 記す紙片。これにより、受講資格があるかどうかを提示します。わたしギリギリ 最低ラインすれすれの65単位(規定では60単位以上) の修得済みで受けましたからねえ、この後単位修得にかなり苦労しました。 単位はきちんと積み重ねていってから卒論に取り掛かりましょう(苦笑) 卒論指導を受けたはいいけど、単位が揃わず卒業できずとか、単修ばかり受ける ことになり卒論書く余裕がないとかなっても困りますから。 それこそ、一年で40単位ずつとって(!)三年でほぼ単位取り終えて、 4年生では卒論にかかりきりってのが一番いいパターンなのでしょうが、 そんな理想ばかりではちっとも前へは進めません。かくいう私も7年で 卒業できるかもって時に最後の最後まで残っていた「地方史学」と「英語2のリポート再提出」 が気がかりで、全然卒論に着手できず、そのため「もーいい!!」って7年での 卒業を諦めちゃいましたからねえ…。(頑張れば、7年で卒業できたかもしれませんが) 卒論と単修を同時進行でしていくのって結構大変だと思うので、できればやはり 卒論は単体で、単位修得がほぼ終わってから取り掛かると集中できていいと思います。 一方Bでは、自分が書こうとしているテーマを二つ提示します。 第一希望と第二希望で。 題目を20字程度で書き、その内容・目的・方法を200字以上で書きます。 この200字ってのが結構大変。まだ自分の中で練れてないテーマだったりする場合には、 書けない&書けないんだから(苦笑) それをなんとか騙し騙し書いて提出。その後ひと月くらいしたら、それが返却されてきます。 (左)こちらに個人データを書く (右)卒業論文に選んだ題目を書く この時、自分がやろうとしている論題によって、担当の教授が決定されてきます。 逆指名は出来ません。その決定した先生からありがたいお言葉が記された ものが返って来るのです。 返却されてきたもの、読むと…結構、落ち込んだりします(汗)。 いやー、自業自得だから、しょうがないんですけどね。 そういう準備不足な点は、ずばずば指摘されて返ってくるんで、 「くうぅ〜」ってなもんです。 そして、二つ書いた論題のうち教授が「どちらかといえばこっち(の方が書きやすいよ)」とかを 示してくれますのでありがたく従いましょう(笑) 私は本命をひとつ書き、もう一つは自分でも難しいなあって物を書きました。 案の定、教授も本命の方をやったらいいのでは?って返答がきました。 まあ、教授が「こっちの方がいいのでは?」と云っているにもかかわらず、 別の方をやるのは構いませんが、自分が提出済みの二つ以外のテーマに変更してしまうのはNG。 教授の選んだ方をやるのが無難っちゃ無難ですが、しかし、自分がやりたい方を やるのもいいですよ。どうせ、好きやら興味があるやらじゃないと、続かないんだし。 ということで、一次指導の用紙が帰ってきた時点で、「卒論開始!」であります。 いやいや、それじゃ遅すぎるって声もあります(^^;;)なんてったって、卒論は どれだけ史資料が集められるかにかかっているのだから、卒論指導に入る前から、 自分のやりたいテーマについては資料集めしておいた方が、一次指導からして 楽に進められるのでね。なので、3年編入で入学したヒトは、入学早々から自分が書きたい テーマを構想しておかないと、2年で卒業できなくなっちゃいます。
<一次指導のおさらい>
それでは、卒論二次指導でもがんばりましょう!
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