私は何故に法政大学文学部史学科を選んだのか  


 

文学部史学科ということで、専攻は…一応本人は日本史のつもりです。(実 はまだ良くそのシステムを判んなかったりする)でも日本古代史が好きなの できっとその方向で勉強していくのではないでしょうか。(他人事だねえ)

その昔、大昔、考古学者になりたいなと思ったこともありました。小学生の 頃です。大化改新、大和朝廷なんて聞いただけで、胸躍る感じです(^^)不思議な ことに奈良の都が京都に移った後の時代は本当に興味がないのです。歴史と云っ てもごくわずかな期間だけが好きな歴史ファン。穏やかな平安の時代や、その後 続く武士の時代には全く興味がないのです。不思議なくらい、ぴったりと好きな のは奈良時代で終わりなのです。

高校生の時は日本史が選択科目だったのですが、そこは学校の勉強のこと、 私の好きな時代よりもその後の時代の方が長いのです。院政とか摂政関白なんて 時代から、武士が台頭してくるとまったく興味ありません。なので選択する のは断念しました。だってその後の時代の分で苦しむの目に見えているもん。興 味がない時代を勉強するなんて考えられないし。なので、私と日本古代史の関係 は中学時代が最後でした。

それでも働きだしてからも古代史への興味は尽きなくて、早稲田大学が行っ ているエクステンション講座の考古学関連の講座にも行ったこともありました。ガラス玉を作ったり 、曲玉を作ったりする『実験考古学』なんてものも体験しました。それと平行し て、もっともっと基礎のところから歴史の勉強をしたいなと思っていたところに 、見つけたのが民間の通信教育のチラシ。それで「仏教の歴史」と「日本古代史の謎」を 受講。でもやっぱりもっと本格的に勉強したくて、それならやっぱり系統立てて 学べる大学の教育を受けた方がいいんじゃないかなって思うようになります。

そのとき考えたのが「法政」と「佛教大」でした。どっちかというと佛教の 方が、専門教育においてはおもしろそうな科目がたくさんあったのですが、その 当時私は東京在住。単位を取るためにはスクーリングの取り易さも考えなくては いけません。で、さんざん迷ったあげくに、法政の門をたたきました。余談です が、ウチのダンナは佛教大の学生さんです。これは偶然の一致で、彼も歴史 をやりたくて入学(編入)したそうな。まあ何という奇遇!(^^)で、初めて彼の 部屋に行った時の驚きと云ったら…もうホントに。でも、佛教大は修業年限があ るので(彼は秋編入の現在3年生^^;;)、ダンナはそろそろ法政にくらがえしよ うかななんて云っています。(しょうがない夫婦ですね^^;;)

(後日談)このダンナさまはぜーんぜん勉強せず(美嶋以上に勉強しないんだもん。 試験を受けるはおろか、リポートすら書いたことが一度もなかった!)学業もおさめないのに 授業料ばかりかかるってことで、退学していただきました(笑)そう、家計を圧迫するから って理由で、私が退学の手続きをしましたよ。おーほほほほほ。

…というようなことで、私は史学科にいるのであります。 さて、ここを卒業できるのはいつの日のことなのか…。

(97.06.06)
(加筆訂正:04.12.26)



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