ウレシ・ハズカシ履修登録



入学式も無事終えた翌週。「ピンポーン」とやってきたのは、 奈良大学からの宅急便。来たよ、キタキタ。 「ハンドブック」等々がやってきました。 中を見ると、「単位一括認定」だの「履修届け」だの入っています。 私は3年編入なので、学習するのは「専門教育科目」のみでOK。 もう、パンキョウに惑わされることはないのだ(はっはっは♪) ということで、のっけから心置きなく(?)専門分野を勉強することが できるわけですが。

学習を始める前にしなくてはいけないのが『履修登録』。 これが実は初めての体験であります。

というのも、法政大学の通信教育部では『履修届け』なんてものがなく、 開講している科目のテキストが、どどんと一括して送りつけられてきて、 「さあ、どれからでも好きなのを勉強してちょ」ってなもんです。 どの科目から勉強してもOK。当初、「日本古代史を勉強するんだ!」 なんて意気込んで、テキストを読み、リポートを書いて、提出したけど 「まったくリポートとして体をなしてません」と不可をくらい、そっこー その科目を捨てたことがある美嶋としては(オヒオヒ)、法政スタイルの履修形態は とってもダイスキでした。

つまり、当初取ろうと思っていた科目でも、途中で断念することも、 追加して学ぶことも、すべてOKだから>法政方式ならば。 普通の大学だと「履修届」を提出したら、その科目を一年間の間に 履修することが前提で、その時届けを出してない科目については、 リポートを提出したり、試験を受けたりして合格しても、履修届けに ないものは無効ってこと。それが、法政には一切ありません。 自分で学習して、リポートを提出すれば、その科目の試験が受けられる ようになって、その試験が合格すれば、履修済み≒単位修得済みに なります。

なので、私のように「あれがダメだったから、次はこれ」とか 「これはやばそうなので、あれも取っておくか」ってのが、その場その場で 臨機応変に対処できました。絶対に取れていると思った試験を落としていて、 急遽慌てて別の科目のリポートをこさえて、試験登録をして受験したり、 そういうことが可能でした。

が。奈良大の場合は、それができない。 今年一年間で、勉強する科目を、年度の初めに当たってあらかじめ 登録しておき、その科目を順次履修していく…という、お行儀の良いシステム だったため、私はしばらくうーんとうなってしまいました。

慣れないことをするのは疲れる。面倒。やりたくない→放置(おいおい) てことで、しばらく放置し続けたのですが、そこでやっぱりオバカな私は 思うのです。「何で、テキストが来ないんだろう」そうです。履修届けを 提出していないのだから、テキストが来るはずがありません。 うお〜!これじゃいつまでたっても、勉強が始められないじゃないか!

しかも、私は平行して「博物館学芸員資格」も取ろうと思っていたので、 その場合は、普通のヒトよりも履修届けの締め切りが早くなりますって書いてあるぢゃん! (おーい)ということで、そろそろやらないとヤバイということで、しぶしぶ重い腰を 上げて、履修届けとやらを作成してみることにしました。


が…がっ!「何を取ろうかな〜」と「ハンドブック」と「サブノート」と「スクーリングガイド」 を眺めつつ、読みすすめていくと…ぶち当たった結論。『選択の自由はほとんど無し』

そうです。文化財歴史学科は今年開設の新しい学科です。 ゆえに初年度開講科目は限られている。 よって、すべてを履修しても、卒業に必要な単位はすべて取れるわけでもなく、 好き嫌いいってられる身分でもないことを思い知る結果になりまして…。 結局、今年開講している科目の全部を、マークして提出しましたよ。とほほ。 何も悩む必要なんて無かったんだわね。

まあ、履修届けを出さないで、その科目のリポートを出すことも試験を受けることはできないけど、 履修届けをだしたからって、絶対にその科目を勉強したり、必ず試験に合格しなくては いけないわけではないからして(苦笑)とりあえず、今年受けられるものはすべて登録っということで よかったのでした。

唯一、必須選択しなくてはいけなかったものは、必須科目を『文化財学講読』にするか 『史学講読』にするかだけでして、これもあっさり『文化財学講読』にすることに決定。 その選択のしかたってのも、サブノートを読んで、勉強する内容のシラバスを読み、リポート問題を 読み、どちらの科目が興味が持てそうかってことと、リポート問題が簡単に書けそうか(←ここ重要) ってことで、『文化財学講読』にしたのです。

ここでいう、『リポートが簡単』ってのは、文字通り『簡単に書けそうな内容』って意味の他に、 簡単に書き出せるか、簡単に書く気になれるか、簡単に自分がその気になれるかってのも 含まれているので、誤解のないように(^^)Aが小学生でも解ける問題で、Bが高校生じゃないと解けない って意味での簡単ってことだけならば、確かにAを選びますが(オイオイ)、 「いかに自分が興味を持っている分野か」「自分ならばどっちを学びたいと思えるか」ってのも 重要なポイントで。いくら小学生レベルの問題だからって、1+1はいくつですか? なんて授業を「今更」聞きたいかってことと一緒。

単位が取り易い、と、自分が学びたいことが一緒なら問題はないけど、 自分自身興味は無いけど単位が取れやすい科目だから取るとか、いうのはいかんかもしれないです。 (まあ、単位が取りにくい難しい科目でも、自分が何度でもチャレンジする構えで挑むのは、 もちろんOKだと思うけど。なかなか単位取れないと、へこむしなあ…)

私の場合は、好き嫌いでものを判断するところが大きいので(苦笑) そんなこんなで科目を決めてきたことも多いのですが。 今回は、「リポートがとっつきやすそうなので」という理由から『文化財学講読』にすることに しました。ただ、この必須科目の選択は、一度決めるとその後変更できないから慎重に選ばなくてはいけない ことはいうまでもないんですけどね。文化財学講読Tを選択したら、来年度は、文化財学講読Uを取らねば ならないし、文化財学講読をとったら、文化財学演習T・U・Vをとっていかねばならんので…。

で。選択の自由がないといいましたが、それは科目についてでして、 スクーリングについては、一科目につき最低二回のスクーリングが一年間に実施されるので、 履修登録さえ出しておいたら、その期間にあわせて参加をする「自由」は認められてる、と。 通信教育の場合、社会人が多いから、どうしても仕事の都合などで、参加を予定していても 都合がつかない場合が出てくる。

奈良大の場合は、そんな時でも、事前に通知すれば、入金済みのスクーリング費用も返してくれるし、 別の期間に受けなおすことも可能なんだとか。ここらへんは画期的だなあって思います。 私は幸か不幸か、法政時代で参加しようと思ったスクーリング期間を蹴る羽目に陥ったことは一度もありませんでしたが、 それでも、仕事などが入って参加できなかった学友ってのも多かったし、このシステムは結構いいかも…。

しかし…。私のように、一年間に今年度開講されているすべての科目に履修登録を出し、 その上すべてのスクーリングに参加しようと思ったら…、結構調整が難しいことが判明。 奈良大のスクーリングはすべて、土日を含んだ三日間(金土日の場合と、ハッピーマンデーを利用した 土日月の場合があります)での実施なので、法政のように一週間ずっと休まなくては いけないってのが若干減ります。 でも、同じ日に別の科目も実施されていたりして、受けたい科目がかぶっていたりもします。 そうなるとどうするかというと、別の日に開講されている期間を探すのですが、 これがまた、その科目と同日に開講されている科目もとりたい科目だったりするからさあ大変です。

ここら辺まで来ると、紙のページをめくって、調整していると頭がこんがらがってくるので、 エクセルにてすべての期間と開講科目を入力し、科目順ソートと、期間順ソートをしておき、 どんどん自分のとりたい科目をどのようにとるのがいいのかを消していくと、 あら全部の科目取れちゃいましたという風に管理が便利でした。 紙のページでは、イメージのわかない方には有効です。

なので、今のところ、この順番でスクーリングを取っていこうという予定は組めましたが、 これがこの通りになるとは限らないので、すべてのスクーリングが取れるかどうかってのはまた 別問題です。

そして、履修計画を提出して翌週には、テキストがやってきました。 専門教育科目だけなので、少なかったですけど(法政に一年次から入った場合は、ダンボール二つで 届きましたから…)。中を開けてみたら、履修登録した科目のテキスト(私の場合はすべてのテキストだな) と『てくてく歩き 熟年ならゆとりの旅』って本が入っていました。なんでもこれ、通信教育部からの 進呈本らしい(笑)『歩く地図』とか好きなので、この手のたぐいはダイスキなんですが。 それにしても、大学に入学して、地元の観光ガイドブックをくれるなんて…奈良、ならでは、という感じです。 (スクーリングでヒトが集まってくれば、観光客増にもなるからってか?)

テキストが来た以上、そろそろ始動すべきです、はい。 最短で卒業しようと思ったら、後二年ないのですから(はっはっは♪) 法政の時とは心構えが違うねえ…。なんといっても学費が格段に高いからなんだけどね。

ということで、そろそろお勉強開始のシーズンです。

(05.04.27)

 


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