博物館学芸員資格科目・ガイダンス行ってきました


『奈良で学ぶ贅沢』というのは、奈良大学のキャッチコピーだけど。 これまた、奈良で学べるんだあということで、人気を呼んだのが『博物館学芸員資格』が取れる学芸員養成講座(じゃないだろー。 ま、俗称これでいいか、ここでは)。 通信でコレが取れるってのは今までは「仏教大学」と「玉川大学」しかなかったはずです。 そこへ来て、この度奈良大が、通信教育部を開設するに至って、同時に『博物館学芸員』が取れる となったら…そりゃあ、奈良大来ますよねえ。 もちろん、奈良の歴史を学ぶ、奈良で歴史を学ぶって人もいるでしょうが、 この資格欲しさに入学してきた人だっているはず!

入学後送られてきた書類には「博物館学位鯨飲資格受講申し込み学生が想定よりも多数のため、 予定していた実習内容が一部変更となる場合があります。詳細については、ガイダンスで説明させていただきます」 とありました。そういう人がたくさん入るんだろうなあってのは、私も予想がついたけど、 その見積もりよりも更に多かったと…。まあ、少子化だの、学校運営難などといわれている 大学運営において、こんなドル箱は滅多にない稀有なもので。奈良大の打ち出の小槌となりますか否か(笑)

入学式では新入生は414名が入学っていったので、その半分程度が編入だとしても200名。 その半分程度が申し込んだら…100名程度?てな認識。 (※博物館学芸員は2年次からしか申し込みができないので、1年次入学生はまだ受講することができません。 よって、3年次編入生(大学卒業者、もしくは、大学中退・専門学校などからの編入者)でないと、 今回の申し込みはできないのだから。まあ、そんなもんかなと。

それが…当日会場についてみると…おおおお。入学式の後のガイダンスの時のような数の人間がいます。 ざざっと数えても、200名ほどはいます。 すご〜い。これだけの人が参加したら、座学はともかくとして、実習は不可能だろうなあ…。

そんな皮算用をしていると、ガイダンスが始まりました。

思っていた以上に希望する人がいたので、みんなで博物館見学に行こうと思っていましたが、 できなくなりました〜。各自勝手に見てきて、レポートを提出してくださいねってこと(笑)とか 、学内実習はコマコマやらずにまとめてやってほしいので、半日ずつではなく、一日ごとを三日間にするとか。 そういう話。

で。博物館学実習(一)の日程表を見ながらの、説明を聞いたら…。かな〜りハード。 奈良大に入って、博物館学芸員をとりたいって思っている人がいたら、ハッキリいいますけど、 かなり厳しいですよ。内容もさることながら、スケジュール的にも、金銭的にも。

1.まず、ガイダンスを受けに来なかったら、即アウト。 この日これなかった人はその後の博物館実習は受けられません。

2.次の週から4週間連続で土曜日の午後からの授業。しかもこの授業、一度でも 欠席すると、そこで即アウトです。

3.四回の講義をすべて受講し、レポートを提出した場合に限り、自主見学してきた博物館3館分のレポートを 提出できます。一度でも欠席があった場合は、受講した分のレポートは提出し、レポートが合格だった場合 にのみ、 翌年度に欠席した分の授業を受講してレポートが合格になれば、自主見学のレポートが出せるんだと。 しかし、この措置も二年間にすべてを修得する必要があるので、 次年度に受講&合格しないと「受講資格が無効」になるんだって!

4.自主見学のレポートが未提出の場合は、学内実習は受けられません。

5.学内実習を一回でも欠席した場合は、翌年度に博物館学実習(二)の受講が受けられません。 なお、この場合には、前半の講義とは違って、受けられなかった講座だけ受ければいいのではなく、 すべての日程の講義が受けられないんだとか。(実習は、年によって内容が変わる場合があるので、 次年度にも同じ内容だとは限らないため)これも、今回ダメだったら次年度に受講が繰り越しされるのだけど、 学内実習の受講機会は、最大二回(2年間)となるとのこと。

そして、ここまですべての講演、全体講義、自主見学、学内実習のレポートが不合格となった場合は、 レポートの再提出。そして、再提出のレポートが不合格となった場合は、来年度の博物館学実習(二) へはすすめないと…。

その上、ここまでは実習の内容ですが。そのほかに通信学習として、 「博物館学概論」「博物館学各論」の単位修得が済んでいないと、博物館学実習(二)は受講できないんだとか…。 いきなりハードル高し!(苦笑)

まあ、学芸員として送り出す方としては、ソレ相応の知識を身につけた人を 養成しなくてはいけないわけだからして、すべての過程においてクリアした人じゃないと あげないよってのは判るのですが…。一日も休めないというのは結構プレッシャーなんではないかと。

私のように地元に住んでいれば別だけど、なにも関西近郊の人ばかりじゃない。遠方から来ている人は、 いくら土曜日の午後から開始とはいえ、交通費だってバカにならないし。 実習の三日間は日曜日まるまる一日。とりあえず、申請してみたけれど、 続けられるだろうか…って人も多かったことでしょう。

まあ、申請してガイダンスに来なかったらそれ以降の講義は聞けなくなるってことだったけど、 今回のガイダンスを聞いて無理だと思えば、これから配られる学費納入用紙を使わなければ (払わなければ)OKとのこと。確かにねえ。 さて、これが申込者どれくらいに減るのでしょうか。

私の場合、場所的な問題と通学費用の問題はクリアされているけど、 勉学の内容でついていけるかどうかって問題はあるなあ(笑) なので、この先も安泰なんてことはないのですが…。

なので、博物館学芸員でとりたい人、簡単に取れると思っていた人、遠方から来る人、 にとっては、このやり方はかなりしんどいのではないかと…。 よって、入学前でこれを読んでいる方は、熟慮された方がいいかと思われ…です。

ま、私ものんべんだらりんと毎回通っていては卒業できないわけだが(苦笑) せいぜい頑張ります(^^;;)

(05.05.15)

 


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