パンダ映画鑑賞会

ここ更新するのは4年ぶり(ははは)。その間に世紀は20世紀から21世紀へと 移り変わってしまい、ここも全然更新されないままに「パンダ部屋閉鎖か?」の 開店休業状態でしたが、ようやく更新ネタができたので、嬉々として書きます(笑)

もー全然映画館で映画を見なくなって久しいですが(最後に映画館で 見たのは、タイタニックだったわな)、このたびパンダの映画 『パンダアドベンチャー』が上映されているってのを 知りまして、のこのこ出かけてきました。映画っていっても時間にして50分ほどの もので、長くはないのですが、テレビ番組程度のものですかね。でも一時間 丸々パンダってテレビ番組も少ない(NHK特集なんかではありましたが)から、 こりゃ見に行きたいってんで実行しました。

場所は大阪天保山(日本一低い山だとか、いや違うとか論争もあるようですが^^;;) のサントリーミュージアムの IMAXシアターです。天保山へは海遊館へ行ったり、観覧車に乗ったりで行った ことはあったのですが、サントリーミュージアムは初めて。どんなもんじゃいと 思っていたのですが、今回体験してみて凄かったです。

いやはや、なんで「IMAX」かといえば、『最高最大の映像=IMAGE MAXIMUMの意。 このカナダで生まれた史上最大のハイテク映像システムでは、通常の35ミリフィルムの 10倍以上、70ミリの3倍以上という映画史上最大のフィルムサイズを採用』(以上、上記 サイトよりコピペ←無断転載ですな)ってことでして、いやほんとに凄かった。 テレビで映画の画面を見ると、上下が切れていて黒くなっている画面が見られますが、 ここのスクリーンは28×20mってサイズで、正方形にも近いくらいの 巨大サイズ。映画が9×約20mってサイズと比べてもダントツにデカイ。 そこに画面一杯に広がっている映像が映し出されてくるので、もーほんとそこにパンダが いるぞって感じです。

お話は、パンダをみつけてアメリカへ連れて帰るという目的で中国へやって来た 男性が志半ばで亡くなり、その知らせを聞いた妻が夫の意思を引き継ごうとした話。 しかし、時期が第二次世界大戦前なんで、その頃にパンダがアメリカに渡っていた なんて話初めて聞きまして、第一パンダなんてそうそう国外に出さないもんだと ばかり思っていたので、え?アメリカ人が勝手にパンダ連れて帰っちゃっても いいのお〜?って疑問は残ったけど、それはそれでまた別の話。

結局私は、画面上にパンダが大写しになるたびに「パンダパンダパンダパンダ!」 と叫んで見ていたのでした(ははは)なんかここ数年、パンダを見ると決まって 「ぱんだぱんだぱんだぱんだ!」って四回繰り返し叫ぶ癖がついてまして、 『どうしよう、うちのテレビと違って映画館でぎゃーぎゃー叫んでしまったら、ヒンシュクもの だよねえ』とか思ってましたけど、そんな心配は一切不要でした。私が叫んでいても、 それがかき消されてしまうほどの大音響だったから(^^;;)内容がパンダ ってこともあって、観客は子供連れの家族ものが多く、その子供たち も結構「パンダ!!!」「ぎゃーー」って叫んでましたし、別に静かに見るべき 映画でもなかったので、それはそれで叫んでも楽しめました。 私が見た回は午後6時からの回だったので、人数もそれほど多くなく、私のまん前と四方八方 2〜3メートルには人もいなかったし(あ、真後ろには人いたようですが) 私が「パンダ!パンダ!」とつぶやいて、否・叫んでいても、 それで石を投げられることもなかったです(^^)よかったよかった。

しかし、ほんとに凄かったです。内容はたいしたことないんだけど(本音) 何といっても画像がキレイ&凄い。 中国の自然をスクリーン一面に撮っていたかと思えば、次の瞬間、山の頂きから急降下した 鳥の目を通して写したかのような川面への画像とか、3Dめがねかけてもいないんだけど、 立体的に見えていたりとか。とくにパンダが実物大に見えるのが嬉しい(笑) それこそ浮き出して見えそうな大きさなので、パンダが木登りをしていて落ちそうになると、 思わず手を出して受け止めようとしてみたり(^^;;)それくらい浮き出して見えるんですわ。 最初の頃はこのスクリーンの大きさに目がなれてなくて、どこまで見て、どこは景色と して見ればいいのか判らなかったけど、そのうちこのデカイスクリーンが快感になって きました。

映像の最後で、主人公がパンダをしょいこに入れて山を下ってくるとき、 背中のパンダがカゴの中でゴネゴネするんだけど、それがまさにぬいぐるみ みたいですごくかわいいのだ。実際に、主人公はカゴから出すとき、後ろから 両脇の下に手を入れて引き出していたんだけど、それがまさに「ぬいぐるみをだっこ」 状態で、ひゃはは。かわいいぞな、もし。

そいえば、先日テレビ見ていたら、中国の観光ツアーの中に、パンダの飼育施設に行くと、 記念撮影の際にパンダを抱っこして写してくれるってのがあって「やりたい!!」 って思ってしまいました。その時のパンダも、飼育員さんから連れてこられる時に、 わきの下に手を入れられてぶらんぶらんぶらさがって運ばれてきていて、 ほんとおとなしくてぬいぐるみみたいでしたし。(でも、仰天映像なんかでは、 パンダの檻の前で記念撮影をしていたら、凶暴になったパンダにジャンバーを つかまれて、檻の中に引きずり込まれようとした映像なんかもあったしなあ。 所詮はどんなにおとなしい生き物とはいえ、野生の動物であることを忘れないように しないと、怖い目にも遭うんでしょう)

もっと見せてくれ〜な50分でした。下のおみやげものコーナーでは、パンダの ハンカチやら、Tシャツ、ネクタイなんかも売っていました。なーんか昔テイストな 絵柄のパンダのお菓子も売っていて、これ何だろう?と思ったら「神戸パンダ」の名称で 売られているパンダちゃんたちでした。これ 神戸の王子動物園のキャラクターの パンダさんたちでして、なんか日本でイメージされているパンダの画像って感じの絵が ついているキーホルダーやらお菓子やらも並べられていました。 わたしは、WWFのマークになっているパンダ像 が好きなんだけど。

去年神戸にスクーリングに行った時に、帰りに動物園にも行きたかったのですが、 連休ってこともあって人出が多いだろうし、駐車場にも入れないだろうからって その時は、迎えに来てくれたダンナに却下されてしまいました。ま、あそこならば 電車で行った方が便利だろうってことなんで、いずれ出かけてみたいもんですが。

そだ、白浜にパンダ見に行く案はどうなったの?>ダンナ?
王子動物園と白浜アドベンチャーワールド。どっちでもいいから連れて行って〜!!

(02.11.15)



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